米どころ越後平野の真ん中にあります鈴木化学工業
炊きたてのツヤツヤ新米に見えますが、
こちらがポリ袋の原料となるポリエチレンのペレットです。
原料を溶かしてチューブ状に押し出します。
まだ柔らかいうちに内側から空気で膨らまし薄いフィルム状にします。
これをインフレーション成形といいます。
膨らませる直径に応じて、冷める時間が長くなり、必然的に機械も大きくなります。
鈴木化学工業では9台の成形機でさまざまな大きさの製品に対応しています。
フィルムは巻取り、原反(げんたん)とよびます。
原反にグラビア印刷をします。筒状の原盤にインクをつけ印刷します。
鈴木化学工業では過去にご依頼いただいた印刷の原盤を大切に保管しております。
印刷された原反を袋状に加工します。
基本的にはチューブ状の原反にヒートシールで底を作り、
反対側を切り落とすことで袋を作ります。
完成後は人の目でチェックし、人の手で梱包します。
鈴木化学工業は栄スマートI.Cから5分に立地しているので出荷までがスムーズ
袋の製造にはポリエチレンの端材が多く出ます。
鈴木化学工業では原料から作っているため、
端材もまた有効利用性が高く、
原料に対して破棄の割合が低いのが特長です。